私が産院に求める条件

こちらの記事に書いた通り、私は娘を田町の愛育病院で出産しました。

私が娘を愛育病院で出産した理由

田町の愛育病院、結構人気で、私が娘を妊娠した2016年当時、いざ分娩予約をしようとしたら、出産予定月によっては予約がいっぱいの月も。

幸い、私の予定月だとまだ余裕があったので、無事予約ができました。

初めての妊娠で勝手が分からず、病院探しにも時間がかかっていたので、予約のタイミングが遅れていたら、もしかしたら予約できなかったかも…と、ヒヤリとしました。

 

さて、私が愛育病院を選んだ理由。

①NICU(新生児集中治療室)があること

②通いやすいところにあること

③LDR(陣痛、分娩、回復まで同じ部屋)があること

④病院が綺麗で清潔感があること

⑤食事が不味くないこと笑

⑥費用が予算内

そして、

麻酔分娩ができること

一つずつ順にコメントしたいと思います。

 

①NICU(新生児集中治療室)があること

NICU=新生児集中治療室。

私の場合、不妊治療で娘を授かりましたので、万が一のことを考えて。

年齢のこともありましたし…

懸念がなければ、ホテルみたいな産院もいいな〜なんて思っていましたが、赤ちゃんが無事であることが当然第一なので、これが一番の条件でした。

 

②通いやすいところにあること

私は妊娠後も仕事を続けており、ぎりぎりまで休まない予定だったので(当時超多忙だったので 休めない と言った方が正しいか)、

移動時間は重要でした。

田町の愛育病院は、山手線田町駅から徒歩7分、地下鉄三田駅A6出口から徒歩6分と、都心立地ならではのアクセスの良さ!

普段の検診も行きやすいですし、会社で何かあった時も、すぐに病院に行けるというのは安心感がありました。

 

③LDRがあること

LDR=Labor Delivery Recovery

陣痛、分娩、回復まで同じ部屋で過ごせる設備ですね。

これは先輩ママさんのブログや雑誌で、マスト条件として挙げられる人が多かったもの。

実際、陣痛が始まると、移動の余裕なんて無いので、あって良かったと思います。

(私は麻酔分娩でしたが、やっぱり同じ部屋で過ごせるのは楽でした)

 

④病院が綺麗で清潔感があること

私は怪我や病気などで入院したことがなく、病院で数日過ごすというのに抵抗感がありました。

田町の愛育病院は新しくできただけあって、中はどこもピカピカ!

ロビー、待合室、診察室はもちろん、入院時の部屋(私は大部屋にしました)もきれい。

共同のシャワー室も清潔感があって、快適でした。

インテリアも落ちついたテイストで、無機質ないかにも病院って感じじゃないのも良かったです。

 

⑤食事が不味くないこと

これも重要!笑

入院期間の貴重な楽しみですからね。なんせ赤ちゃんのお世話で娯楽どころじゃないので、食べることくらいしか息抜きができません…

でも私は、他の要素の方が大事だったので、あまりに不味くなければ受け入れよう、と思っていました。

愛育病院の食事は、朝・昼・夜の3食で、昼食にちょっとしたおやつがつきます。

どこぞのセレブ病院や、ホテルライクな産院みたいに、フルコースのディナーや、ケーキ付きのティータイム〜なんてものはなく、

至って健康的な普通の食事でした。

でも、予想以上に美味しかったです。薄味でしたけど、健康的だなって感じでむしろよかったかな。

太っちゃいますからね。あんまり豪華だと…

 

⑥費用が予算内

愛育病院は他のブランド産院と呼ばれる産院よりも、良心的なお値段です。

通常の分娩で69万円が基本料金。これに個室部屋の人は部屋代

麻酔分娩をする場合は、事前の講習を受ければ+20万円。

トータル90万円弱でした。

もっとリーズナブルな産院もあると思いますが、条件を勘案して、予算の範囲内と判断しました。

自治体によって金額は異なりますが、出産費用の補助が出ますので、持ち出しはもっと少ないです。

 

⑦麻酔分娩ができること

これが一番の条件でした!

私は痛みに弱く、採血の注射も憂鬱なタイプなので、出産の痛みに耐える自信がなく…

妊娠中は、早く子どもに会いたい!と願う一方で、陣痛の恐怖に怯えていました笑

ネットで麻酔分娩を知り、もうこれしかない!と。

意気込み探しましたが、麻酔分娩のできる産院って少ないんですよね。

24時間対応のところは、もっと少ない。

既に書いた6つの条件を満たし、24時間対応の麻酔分娩のできる産院となると、

もはや愛育病院のみ。

実際に麻酔分娩体験した感想としては、ほんと快適!ってところです。

愛育病院では、「無痛分娩」と言わず、「麻酔分娩」と呼びますが、これは、ある程度子宮口が開くまでは麻酔を入れないので、全くの無痛ではないから。

つまり陣痛を感じるんですね…

今はもう思い出せないんですけど、何とも堪え難い痛みでした。

腰がくだけそうな感じ、でしょうか。

普通分娩の方を尊敬します…私が感じた陣痛よりも何倍もの痛みを何時間も耐えられたんですから。

麻酔入ってからは、嘘みたいにすーっと痛みが引いて行きます。

麻酔分娩選んで本当に良かった!!

と感じた瞬間でした。

ただ、ある事情で結局、途中で麻酔を切りました。

麻酔分娩、体の負担を考えると、良かったと思うんです。たぶん回復も早かったでしょうし。

でも、この「ある事情」で、次回があったとしても、麻酔分娩を選ぶかどうかわからないのです。

長くなりましたので、また次回に。

 


 

全くの無痛分娩をうたっている産院もありますね。魅力的な響き…でもそううまく行かない例もあるようで。

詳しくは、川上未映子さんの「きみはあかちゃん」をどうぞ。

おもしろおかしく、ときに考えさせられる、読み応えのある一冊です。

 

かやこ

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