昨日のブログとつながりますが、子どもの教育について。
うちの娘はまだ1歳なので、今彼女に何かしらするとしたら「早期教育」になるんでしょうね。
幼児教育と言う言葉がありますが、幼児よりも小さい、我が子のような乳児向けの教室や教材があるんですよね。いやはや。
今のところ、私も夫も、娘に何か教室に通わせたり、おけいこを始めさせたりしようとは思っていません。
実は、時間があった育休中に、何件か見学したことがあったのですが、結局入会せず。
職場復帰してから続ける時間も気力もないだろうし(私も娘も)。
そもそも赤ちゃんのうちから始める早期教育に懐疑的というのが大きいです。
赤ちゃんのうちから教室で学んだり、既成の教材で学ぶというのに、違和感があるというか。
目の前にあるものに触れたり、感じたり、大人にとっては当たり前で通り過ぎてしまうものに執着したり、親が困るようないたずらをしたり…
そういう何気ない経験を積むことで、心と体、知性が育まれていくんじゃないかなと。
いわゆるお勉強は、もう少し大きくなってから、小学校の勉強に戸惑わないよう、就学前に予習する程度で良いと思っています。
(と言いつつ、実際は焦って何か始めてしまうかも。まだ思案中です)
思いのほか、周りの知人がいろいろ始めており(ベビー公文やらこどもちゃれんじbaby、ディズニー英語、ヤマハ等のオーソドックスなものから、七田のような右脳開発系、お受験塾など)、
正直なところ、焦る気持ちはあるのですが…
結論としては、私は早期教育は不要と考えます。
私自身、幼児期から塾に通っており、先取り学習をしていました。
そのおかげか、小学校時代は勉強が得意で、自信を持つことができました。
ただ、両親のすすめで通うことになった中学受験の塾では、もっと上がいまして。
私よりも賢い彼/彼女達の中には、私よりも遅く塾に入った子もいましたし、中学受験塾が初めて通う塾、つまり幼少期はとくに勉強らしいことはしていない、という子もいました。
子どもながらに、早くから勉強すればいいっていうもんじゃないのかなと、漠然と感じたのです。
私が受けた早期教育、それは…
公文です。
国語と算数をかなり幼い頃から始め、小学校に上がる頃からは英語もやりました。
公文、賛否両論ですよね。
あちこちで議論され尽くしている感があるので、今更ですが、経験者としての感想を記させていただくと、
算数が一番苦痛でした!
これは皆さん言いますよね。
ただひたすら計算を繰り返す。
合う合わないがあるというか、やり方を間違えないようにしないといけない特徴だと思います。
算数は、母に教えてもらいながら公文のプリントを進めていたのですが、なかなか理解できない私にヒートアップする母が嫌で嫌で…
母が先取り学習を重視していたこともあり、プリントを通常より多くもらっていました。
最終的には、小1か小2で中学レベルまで進みました。
(これは特別すごいレベルではないと思いますが)
ただし、進んだだけで深い理解はできていなかったんです。
解法を暗記して、機械的に処理する。
子どもの頃の私にとって、算数/数学はそんな科目でした。
なので、中学受験塾で公文と全く違う算数に、驚きました。
そして全く歯が立たず。算数はすっかり苦手科目に。
(でも、中学受験塾の算数は楽しかったです。)
もちろん、公文で数学を理解し、しっかり自分のものにできる人もたくさんいると思います。
私の場合は、早く終わらせたい思いで、とにかく暗記し、深く考えずにこなすだけだったので、数学の実力はつきませんでした。
公文算数で得られたのは、飲み会の割り勘を誰よりも早く計算できること笑
と、自虐的にまとめてしまいましたが、基礎的な計算能力は確実につくと思います。
小学校低学年までに正確な計算ができること、計算スピードを上げることだけを目的として、一時的に取り組ませるのはありかな、とも思います。
公文の算数は、娘にやらせるかやらせないかは微妙なところだな、と思っていますが、
公文の国語は一考の余地あり。と考えています。
長くなりましたので、また後日。
※公文の英語
全然触れてませんし、次回も触れません笑
書くことがないくらい印象にないのです…
中学受験塾に入るのと同時期に、公文を辞めてしまったので、英語はあまり進んでいませんでしたし。
中学で英語を習うのに貯金があった分、よかったかな?と言う程度です。
英語も公文らしくライティング、リーディングメインで(私が学習していた◯十年前のことですが)、今、そして今後娘が取り組む英語教育とはベクトルが違うのかなと思っています。
かやこ